『入学傭兵』とは、2021年から日本での連載が開始された作品で、2022年4月には国内累計閲覧数が7000万ビューを突破。
2023年の年間販売金額は10億円超えとなり、「LINEマンガ2023年間ランキング」では第一位に輝いた大人気少年漫画です。
8歳の頃に飛行機事故に遭い、両親を亡くしたのち、海外で10年もの間傭兵として過ごしていた主人公・帯刀荘馬(たてわきそうま)。家族に会うために日本に帰国した荘馬が二つ年下の妹と同じ高校に入学し、様々な問題に立ち向かっていきます。
入学傭兵ネタバレ|プロローグ #1
とある国で救出任務に当たっていた冨田少佐は、味方に裏切られ窮地に陥ります。全てを諦めていた冨田の前にたった一人で現れたのは、まだあどけなさが残る日本人少年・帯刀荘馬でした。
彼がたった一人でやって来た事に半信半疑だった冨田ですが、逃亡途中に荘馬の圧倒的な実力を目の当たりにし驚きます。目的地に着いた後も迫撃砲を受け、最大の危機を向かえた一行。
しかし荘馬の機転のおかげで無事にピンチを乗り請えた冨田たちは、全員生きて仲間の元へ戻る事ができました。それから半年経ち、生き別れた家族に会うため日本に帰国した荘馬は、高校三年生として妹が通う高校に編入し、学園生活を送り始めるのでした。
入学傭兵の見どころ
日本を始め10か国で翻訳され、たくさんの読者を虜にしている『入学傭兵』。こちらでは、『入学傭兵』の見どころについて詳しく解説していきたいと思います。
傭兵として暮らしていた荘馬が“普通の高校生”となり生活し始めますが、そう簡単にはいきません。様々なトラブルに巻き込まれながらも、傭兵時代の経験を活かし立ち向かっていく荘馬に引き込まれてしまいますね。
ここからは、ただのバトル漫画ではない『入学傭兵』の魅力についてお伝えしていきます。
見どころ①:主人公の帯刀壮馬がめちゃくちゃイケメン
『入学傭兵』の一番の見どころは、圧倒的な荘馬の強さ!傭兵として過酷な状況を生き抜いてきた荘馬は、桁違いの実力を見せつけていきます。虐められている妹を救うため、粋がる不良たちを成敗する荘馬の強さは圧巻。
また、冷静なだけでなく仁義に厚い荘馬の周りには自然と人が集まり、仲間たちと絆を深めていく姿に胸が熱くなります。誰もが、カッコイイだけでなく、中身も素晴らしい荘馬の虜となってしまうのではないでしょうか。
また、荘馬の帰国の理由となっている“家族との再会”。この作品は“家族愛”がもう一つのテーマとなっており、妹と祖父との心温まる交流も見どころの一つです。バトル時とは違う、荘馬の優しい表情に魅了されてしまいます!
見どころ②:ヤンキー漫画顔負けのバトルシーン
容姿も荘馬の魅力の一つですが、やはり作品の最大の魅力は白熱したバトルシーン!傭兵として過酷な環境を生き抜いてきた荘馬は、どんな敵が相手でも決して怯む事はありません。
時には妹を脅かす不良軍団、そして時には反社会勢力、さらには国家権力者を相手にしても、表情一つ変えず返り討ちにする荘馬。相手との実力差は一目瞭然で、無双状態の強さから目が離せなくなります。
また、帰国後は普通の高校生として生活していた荘馬が、かつての仲間のピンチを救うために戦地に赴くシーンも。街中での戦いとは違い、緊迫した銃撃戦は圧巻の一言で、たった一人で敵を一掃する荘馬に魅了されてしまいます!
見どころ③:スカッと気持ちいいストーリー
この作品の見どころの一つとなっているのが、スカッと爽快なストーリー展開。帰国したばかりの荘馬は、虐められている妹を救うために不良軍団に立ち向かいます。
親の権力を嵩にやりたい放題だった生意気兄妹が、力でねじ伏せられるだけでなく、社会的制裁を受ける様子がたまりません。ついでに子供に甘い両親の弱みも握り一掃し、学園に平和が戻る展開にスッキリしました♪
このスカッと展開も、荘馬の常人離れした強さが成せる技だと思います。また、仁義に厚い荘馬は決して恩を忘れない一面も。かつて自分を救ってくれた暴力団組長のピンチに颯爽と駆け付け、強敵たちを相手にたった一人で葬っていく姿が爽快でした!
入学傭兵ネタバレ|韓国での評価
『入学傭兵』は韓国でも大人気の作品ですが、ストーリーが進むにつれ、“同じような展開が繰り返されている”という批判の声が高まるように。
荘馬の周辺が困り始めると、少し遅れてきた彼が圧倒的な実力差を見せつけ事態を収拾し、仲間や家族と心を通わせる…。確かに同じ展開が続いているように見えますが、この水戸黄門のようなスッキリ爽快な展開がこの作品の最大の魅力ですよね!
批判の声に負けず、今後も読者を楽しませて欲しいと思います!
キャラクターが個性的で人気
『入学傭兵』の魅力の一つである、個性的なキャラクターたち。主人公の荘馬はイケメンなだけでなく、洗練された中身と卓越した強さを誇る最強のキャラクターです。
しかし、荘馬以外のキャラクターもとても魅力的。妹の由利奈は辛い虐めに遭いながらも、祖父を悲しませたくない一心で耐える健気な女の子。また、両親を亡くした荘馬と由利奈に惜しみなく愛情を注ぐ祖父も、とても素敵な人物です。他にも、傭兵時代から荘馬を可愛がっている冨田少佐や、高校のクラスメイトたちなど、魅力的なキャラクターがたくさん登場します。
お気に入りのキャラクターを見つけ、彼らの成長を見守るのも、作品の楽しみの一つではないでしょうか。
一部設定に疑問の声も
韓国では、『入学傭兵』の一部設定について疑問を感じるという声も挙がっています。まず、作品に登場する傭兵たちの主な武器が“Kシリーズライフル”や“SCAR-L”ではなく、“HK41”6である事。
現在、韓国軍と警察で“HK416”を運用している部隊はUDTと警察特殊部隊だけであることを考慮すると、現実離れしていると捉えられるのも仕方ないように思います。また、作中で荘馬や傭兵たちが着用している戦闘服が、ロシア軍のものに近い戦闘服である事もおかしいという声も…。
細かい設定について疑問を上げるとキリがないですし、純粋に作品を楽しむのが一番ではないかと思います!
入学傭兵ネタバレ|まとめ
この記事では、韓国発の大人気少年漫画『入学傭兵』について詳しくご紹介しました。今回は『入学傭兵』のプロローグの簡単なあらすじを始め、主人公・荘馬の魅力やストーリーの見どころについて解説しています。
白熱したバトル展開だけでなく、心温まるストーリー展開も作品の魅力ですね。この記事を読んで、少しでも『入学傭兵』について興味を持ってもらえると嬉しいです!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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